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2025/08/29

院長の気まぐれ投稿 vol.6「SFTSについて」

まだまだ気温が高く、エアコンなしでは過ごせない時期が続いています。皆さん、水分補給を心がけて、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。


久々のブログ更新になりましたが、今回は最近ニュースでよく目にするようになった、SFTSについてお話をしようかと思います。


このSFTSはウィルスによって引き起こされる感染症ですが、発生が比較的新しく、2011年に中国で確認されてから、日本でも2013年に発生しました。その後、年々発生件数は増加傾向にあります。ニュースでご存じの方も多いと思いますが、このウィルスはマダニが媒介し、マダニに噛まれることで感染をします。しかし、多くの動物が感染することから、人への感染経路は必ずしもマダニとは限りません。国内では鹿、猪、アライグマの抗体保有率が高く、これらの動物での抗体保有率と人でのSFTS患者数は相関するとみられています。


私たちが日々、診察を行っているワンちゃん、ネコちゃんにも感染をし、発症します。感染をしたペットを診察したことで獣医師が発症をし、死亡したケースも報告されています。人と同様、発症した場合の致死率はかなり高く、報告によるとワンちゃんは40%、猫ちゃんは60%にも及ぶとされています。


予防策としては、もちろんノミ・マダニ予防薬の投与をすること。また、猫ちゃんにおいては外に出さないことを徹底していただくことが大切だと思います。以前は西日本に発生する病気と認識されていましたが、近年、東進してきており東日本でも発生がみられるようになりました。


もうじき、9月に入り、SFTSの発生は第2のピークを迎えます。マダニ被害は通年みられますので、当院ではノミ・マダニ予防は通年をお勧めしております。


ノミ・マダニ予防をお忘れの方、お早めにご対応いただければ幸いです。



 



氷川町動物病院 三浦広嗣